雄大な球磨川を抱き、豊かな自然と文化を誇る人吉市。

人吉城跡

人吉城跡
人吉城(ひとよしじょう)は熊本県人吉市麓町にある日本の城(平山城跡)であり、国の史跡に指定されている。北側と西側は球磨川と胸川を天然の堀とし、東側と南側は山の斜面と崖を天然の城壁とした自然を巧みに利用した作りとなっている。また、球磨川沿いに 三の丸を配し、その南に二の丸、さらに丘陵上に本丸が配されている、梯郭式の平山城である。本丸には天守は築かれず護摩堂があったといわれる。

青井阿蘇神社

青井阿蘇神社
青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)は、平成20年6月に五棟社殿群が熊本県で初の国宝指定を受け、旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社となっている。創建は806年とされており、現在の建物は慶長14年(1609)から18年にかけて造営された。地元では「青井さん」と呼ばれ親しまれている。

人吉球泉洞

人吉球泉洞
球泉洞(きゅうせんどう)は、日本でも有数の大きさを誇る大鍾乳洞である。鎗倒しと呼ばれる岩壁の上に立地する、権現山(標高694m)の地下にある鍾乳洞。球泉洞の総延長は第一本洞と第二本洞をあわせ4800mという長さで、これは日本で第6位、九州最長である。